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おしらせ

あいら伊豆からのおしらせ

8月の柑橘の管理指針

2017年08月04日


				

①摘果(良い果実を収穫するために余分な果実を取ること)

温州みかん→ 品質の劣る内なり、スソ成り、極大果を徹底して摘果し、隔年結果防止、高品質みかん生産に努めましょう。

 

着花量の極端に少ない樹 → 全摘果し、翌年の着花に備えましょう。

 

中晩柑類 → 一回目の摘果が終了していると思いますが、目残しした小玉果、傷果を摘果し、大玉生産に努めましょう。

②病害虫防除 (防除時期 8月中旬)

今月は、黒点病・ミカンハダニの防除時期です。

以下の薬剤は混用し8月中旬に散布して下さい。

<青島・寿太郎・中晩柑>

対象 農薬名 倍率 安全使用基準
水100リットル
当たり
黒点病 ペンコゼブ水和剤 600倍
みかん:30日-4回
かんきつ:90日-4回
167g
ミカンハダニ ダニサラバフロアブル 1,000倍 前日―2回 100cc
展着剤 アビオンE 1,000倍 100cc

※ペンコゼブ水和剤とダニサラバフロアブルを混用すると沈殿が生じます。よく撹拌しながら散布しましょう。

<青採り橙>※おかざり橙のみ出荷する方も、お盆過ぎに黒点病防除を行う場合は、ストロビードライフロアブルを使用下さい。

対象 農薬名 倍率 安全使用基準
水100リットル
当たり
黒点病 ストロビードライフロアブル 2,000倍 14日―3回 50g
ミカンハダニ ダニサラバフロアブル 1,000倍 前日―2回 100cc
展着剤 アビオンE 1,000倍 100cc

※ダニサラバフロアブルは薬剤の登録上年2回以内となっていますが、薬剤抵抗性の発達を防ぐため年1回の散布としましょう。

●黒点病●

<多発時期>

果実は初発6月 、盛期は7月、 終期は9月

<症状>

葉・果実・枝に発生する。果実表面には黒い斑点がボツボツできます。病原菌被害が少ないものでは、果実表面に0.1mmから0.5mmの黒色円形の黒見られます。また、病原菌被害が多いものでは、雨滴の流れた後のような涙斑状の果実被害が見られます。

 

<防除方法>

  • 青島・寿太郎・中晩柑
農 薬 名 濃  度 安全使用基準
水100リットル
当たり
ペンコゼブ水和剤 600倍
みかん:30日-4回
かんきつ:90日-4回
167g
  • 青採り橙
農 薬 名 濃  度 安全使用基準
水100リットル
当たり
ストロビードライフロアブル 2,000倍 14日-3回 50g

※おかざり橙のみ出荷する方も、お盆過ぎに黒点病防除を行う場合は、ストロビードライフロアブルを使用して下さい。

  • 間伐、整枝、剪定を徹底し、園内や樹内部への通気性を良くする。
  • 伝染源である枯れ枝、剪定枝は園内や周辺に放置しない。

 ●ミカンハダニ●

<多発時期>

4月頃から増え始め、6月から7月に発生がピークになります。

<症状>

ハダニに吸引された部分は、白っぽいカスリ状になります。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農薬名 濃度 安全使用基準
水100リットル
当たり
ダニサラバフロアブル 1,000倍 前日―2回 100cc

※ペンコゼブ水和剤とダニサラバフロアブルを混用すると沈殿が生じます。よく撹拌しながら散布しましょう。

※ダニサラバフロアブルは薬剤の登録上年2回以内となっていますが、薬剤抵抗性の発達を防ぐため年1回の散布としましょう。

③袋掛けの実施

紅甘夏、不知火を対象に袋掛けを行い、秀品生産に努めましょう。

※8月の防除で散布ムラがあると、袋の中でハダニが発生し、商品価値がなくなるので注意しましょう。

④フィガロン乳剤散布(温州みかんの熟成促進、品質向上にむけて)

散布時期: 1回目に散布した日から20日後(満開後90日)

農 薬 名 濃  度 安全使用基準 水100リットル当たり
フィガロン乳剤 3,000倍 2回以内 33cc

※10a当り300リットル散布。(夕方、葉裏中心に散布)

※2回散布しないと効果が上がりません。尚、年内青島出荷希望園地は必ず散布しましょう。

※極端な土壌乾燥が続いている場合や樹勢の弱まった樹には散布しないで下さい。

⑤かん水

夏季に土壌乾燥が続くと中晩柑では酸高になり、果実肥大も抑制されます。

ポンカン、不知火は、早めにかん水を行いましょう。

⑥幼木、高接樹の管理(アブラムシ・エカキムシの防除)

●アブラムシ●

<多発時期>

5月~8月中旬

<症状>

発芽、新梢伸長に応じて発生します。新芽への加害は葉を捲縮させ、その後の樹勢に影響を与えます。また、甘露を分泌するため、多発生した場合はすす病を誘発しますので注意が必要です。

●ミカンハモグリガ●

<多発時期>

6月中旬から発生し7月から8月上旬まで多発します。

<症状>

主に新芽が展葉するまでの軟らかい葉に集中してつきます。

<防除方法>

農 薬 名 濃  度 安全使用基準
水100リットル当たり
アドマイヤーフロアブル 4,000倍 14日-3回 25cc

※アドマイヤーは残効10日

液肥名 濃  度 水100リットル当たり 水500リットル当たり
メリット(青) 400倍 250cc 1,250cc

※アドマイヤーフロアブル散布時に混用し、緑化促進に努めましょう。

⑦初秋肥の施肥

品  種 時  期 肥 料 名 10a当たり施肥量
甘夏 8月下旬 化成668号 60kg
不知火・日向夏 8月下旬 化成668号 80kg

 

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