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おしらせ

あいら伊豆からのおしらせ

6月の柑橘の管理指針

2018年06月11日

①病害虫防除

今月は、黒点病・ミカンハダニ・ミカンサビダニ・チャノキイロアザミウマ・かいよう病・そうか病の防除時期です。

以下の薬剤は混用し6月上旬に散布して下さい。

 

対象
農薬名
倍率
安全使用基準
水100リットル

当たり
黒点病
エムダイファー水和剤
600倍
みかん:60日-2回
かんきつ:90日-2回
167g
ミカンハダニ
マシン油乳剤(97%)
150倍
667cc
アザミウマ類
ミカンサビダニ
コテツフロアブル
4,000倍
前日―2回
25cc

 

以下の薬剤は6月上旬に散布して下さい。 (上記薬剤と混用はしないで下さい)

 

対象 農薬名 倍率 安全使用基準 水100リットル

当たり

かいよう病 ムッシュボルドーDF 1,000倍 100g
加用クレフノン 200倍 500g

 

以下の薬剤は6月下旬に散布して下さい。

 

対象 農薬名 倍率 安全使用基準 水100リットル

当たり

そうか病 マネージDF 6,000倍 30日―3回 17g

●黒点病●

<多発時期>

果実は初発6月 、盛期は7月、 終期は9月

<症状>

葉・果実・枝に発生する。果実表面には黒い斑点がボツボツできます。病原菌被害が低いものでは、果実表面に0.1mmから0.5mmの黒色円形の黒点が見られます。また、病原菌被害が高いものでは、雨滴の流れた後のような涙斑状の果実被害が見られます。

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農薬名 濃度 散布時期 安全使用基準 水100リットル

当たり

エムダイファー水和剤 600倍 6月上旬 みかん:60日-2回

かんきつ:90日-2回

167g
  • 間伐、整枝、剪定を徹底し、園内や樹内部への通気性を良くする。
  • 伝染源である枯れ枝、剪定枝は園内や周辺に放置しない。

●ミカンハダニ●

<多発時期>

4月頃から増え始め、6月から7月に発生がピークになります。

<症状>

ハダニに吸引された部分は、白っぽいカスリ状になります。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農薬名 濃度 散布時期 安全使用基準 水100リットル当たり
マシン油乳剤(97%) 150倍 6月上旬 667cc
  • 発芽から葉の硬化する6月中旬までにハダニの防除を行うことが重要です。

●ミカンサビダニ・チャノキイロアザミウマ●

 

<多発時期>

春芽では、6月下旬から7月下旬にミカンサビダニの発生がピークになります。高温、乾燥状態になると多発します。

 

<症状>

ミカンサビダニ

被害果の症状は加害時期によって異なります。初期(6月から7月)に加害されたものは灰色になり、後期(8月以降)に加害されたものはチョコレート色となる。

チャノキイロアザミウマ

吸引された表皮細胞に空間ができ、果実肥大に伴って細かい亀裂が生じコルク化する。果実被害にはへた部とへそ部に発生します。

へたを中心にしてリング状に食害され、表皮が浅く食害され食害痕が灰色にでそうか状になる。

へそを中心に緑褐色の食害痕が発生し、果実肥大が進むにつれて雲形状、あるいはくもの巣状の灰褐色に変化していく。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤防除
農薬名 濃度 散布時期 安全使用基準 水100リットル

当たり

コテツフロアブル 4,000倍 6月上旬 前日―2回 25cc
  • 光反射シートマルチの利用

●かいよう病●

<発生時期>

3月から10月、多雨、強風などにより多発します。

<症状>

葉は、表面が盛り上がり中心部はくぼみます。また、盛り上がった周囲は黄色のハローを生じます。

果実は、果皮がわずかに盛り上がりコルク化します。

 

<防除方法>

  • 薬剤防除
農 薬 名 濃  度 散布時期 安全使用基準 水100リットル

当たり

ムッシュボルドーDF 1,000倍 6月上旬 100g
加用クレフノン 200倍 6月上旬 500g

※ムッシュボルドーDFの薬害軽減のためクレフノンを加用

 ●そうか病●

<多発時期>

多雨の時や霧がよくかかる園地で多発します。

<症状>

葉は、若い時期の感染はいぼ状の突起を生じ、その後は表面がそうか形になります。

果実は、5月下旬ごろまでに感染すると「いぼ形」7月から8月以後では「そうか形」になります。

 

 

 

<防除方法>

  • 薬剤防除
農 薬 名 濃  度 散布時期 安全使用基準 水100リットル

当たり

マネージDF 6,000倍 6月下旬 30日-3回 17g

 

 施肥の管理 (着花量の多い樹は分肥しましょう。)

品  種 時  期 肥 料 名 10a当たり施肥量
早生温州(共通) 6月中旬 化成S068号 60kg
青島温州(共通) 6月中旬 化成S068号 80kg
甘   夏(安山岩) 6月中旬 夏肥配合 120kg
甘  夏(黒ボク) 6月中旬 夏肥配合 100kg
ポンカン(共通) 6月中旬 夏肥配合 140kg
不 知 火(安山岩) 6月中旬 夏肥配合 120kg
不知火(黒ボク) 6月中旬 夏肥配合 100kg
橙(共通) 6月中旬 夏肥配合 100kg
未成木(共通) 6月中旬 CDU化成S600号 60kg

 

③アブラムシの防除 (幼木、高接樹を対象)

<症状>

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農 薬 名 濃  度 安全使用基準 水100リットル

当たり

アドマイヤーフロアブル 4,000倍 14日-3回 25cc

 

④カミキリムシの防除

主幹から株元に散布しましょう。

 

農 薬 名 濃  度 散布時期 安全使用基準 水100リットル当たり
モスピラン顆粒水溶剤 400倍 6月下旬 14日-3回 250g

 

⑤青島マルチ栽培への取り組み

マルチ栽培をすることにより、着色促進、品質向上効果が期待できます。

被覆園地の選択・・・

・全面被覆なので必ず排水路が確保されていること。

・着果量がやや多く、樹勢が良好で密植していない園。

・段畑ではテラス面(土手)の被覆が必要。

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