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おしらせ

あいら伊豆からのおしらせ

7月の柑橘の管理指針

2018年07月03日

病害虫防除

今月は、黒点病・ミカンサビダニ・チャノキイロアザミウマ・カイガラムシ類の防除時期です。

以下の薬剤は混用し、6月の薬剤散布後、積算雨量250mm以上、

または30日経過後に散布して下さい。

 

対象
農薬名
倍率
安全使用基準
水100リットル

当たり
黒点病
エムダイファー

水和剤
600倍
みかん:60日-2回

かんきつ:90日-2回
167g
カイガラムシ類
スプラサイド乳剤
1,500倍
みかん:14日―4回

かんきつ:90日―4回
67cc
チャノキイロアザミウマ

ミカンサビダニ
マッチ乳剤
3,000倍
みかん:14日―3回

かんきつ:21日―1回
33cc

 

黒点病●

<多発時期>

果実は初発6月、盛期は7月、終期は9月

<症状>

葉・果実・枝に発生する。果実表面には黒い斑点がボツボツできます。

病原菌被害が少ないものでは、果実表面に0.1mmから0.5mmの黒色円形の黒点が見られます。

また、病原菌被害が多いものでは、雨滴の流れた後のような涙斑状の果実被害が見られます。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農薬名
倍率
散布時期
安全使用基準
水100リットル

当たり
エムダイファー水和剤
600倍
6月の薬剤散布後、
積算雨量250mm以上、
または30日経過後に
散布して下さい。
 みかん:60日-2回

かんきつ:90日-2回
167g
  • 間伐、整枝、剪定を徹底し、園内や樹内部への通気性を良くする。
  • 伝染源である枯れ枝、剪定枝は園内や周辺に放置しない。

●カイガラムシ類●

<多発時期>

第2世代のカイガラムシ類が7月下旬から発生し、第3世代のカイガラムシが

8月下旬頃から発生します。

<症状>

枝や葉、果実に寄生する。枝葉に多く寄生した場合、枯死する場合があるため注意。

果実に寄生すると、寄生部分が着色不良となり、外観不良果実になります。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤散布
農薬名
倍率
散布時期
安全使用基準
水100リットル

当たり
スプラサイド乳剤
1,500倍
6月の薬剤散布後、
積算雨量250mm以上、
または30日経過後に
散布して下さい。
みかん:14日―4回

かんきつ:90日―4回
67cc

・カイガラムシのいる樹幹に薬液が十分に達するように丁寧に散布して下さい。ヘタの周囲など

薬剤がかかりにくい部分にいることが多いので、それらを目がけて丁寧な散布を心がけて下さい。

●ミカンサビダニ・チャノキイロアザミウマ●

<多発時期>

春芽では、6月下旬から7月下旬にミカンサビダニの発生がピークになります。

高温、乾燥状態になると多発します。

<症状>

ミカンサビダニ

被害果の症状は加害時期によって異なります。初期(6月から7月)に加害されたものは

灰色になり、後期(8月以降)に加害されたものはチョコレート色となる。

 

チャノキイロアザミウマ

吸引された表皮細胞に空間ができ、果実肥大に伴って細かい亀裂が生じコルク化する。

果実被害はへた部とへそ部に発生します。

へたを中心にしてリング状に食害され、表皮が浅く食害され食害痕が灰色でそうか状になる。

へそを中心に緑褐色の食害痕が発生し、果実肥大が進むにつれて雲形状、あるいは

くもの巣状の灰褐色に変化していきます。

 

 

<防除方法>

  • 薬剤防除
農薬名
倍率
散布時期
安全使用基準
水100

リットル当たり
マッチ乳剤
3,000倍
6月の薬剤散布後、
積算雨量250mm以上、
または30日経過後に
散布して下さい。
みかん:14日―3回

かんきつ:21日―1回
33cc
  • 光反射シートマルチの利用

 

②幼木・高接樹の管理

幼木、高接樹は樹冠を早期に拡大し、早期成園化をはかることが大切です。

また、新芽を加害するアブラムシ、エカキムシを徹底防除しましょう。

③苗木・接木対象 病害虫防除

●ミカンハモグリガ(エカキムシ)●

<多発時期>

6月中旬から発生し、7月から8月上旬まで多発します。

<症状>

主に新芽が展葉するまでの軟らかい葉に集中してつきます。

 

 

<防除方法>

農薬名 倍率 散布時期 安全使用基準 水100リットル

当たり

アドマイヤーフロアブル 4,000倍 発生初期 14日―3回 25cc

※残効が10日~14日

※メリット(青)400倍で緑化促進に努めましょう。

④品質向上対策(青島のマルチ栽培)

マルチ栽培はミカンに水分ストレスを与えることによって糖度が上がり、

着色が早くなり高品質な果実が生産できます。マルチ被覆でより効果が出る条件は、

結実量がやや多く、密植していない園地が理想です。積極的に被覆をしましょう。

<被覆時期(青島)7月下旬>

*マルチ栽培で不明な点等は営農生活課柑橘指導員へご連絡下さい。

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