1. ホーム
  2. あいら伊豆からのおしらせ
  3. くらしの情報
  4. 健康百科

くらしの情報

健康百科

2013年01月07日

冷え性の対処法

佐久総合病院名誉院長●松島松翠

 冬になると、「手足が冷えて、なかなか寝付けない」「体が冷えて腰や肩が痛む」など、「冷え」に悩む女性が少なくありません。「冷え性」は、なんらかの病気が原因で冷えがある場合と、特に病気はないが、冷えがある場合の二つがありますが、一般に多いのは後者の場合です。
 特に病気もなくて冷えが起こる原因には、食生活の乱れで、体の中で作られる熱の量が少ないことや、動脈硬化や貧血などがあって、作られた熱を体の隅々まで運ぶことができないことがあります。その他、自律神経の乱れで、冷えが起こる場合もあります。 冷え性を改善するには、生活習慣を見直すことが大事です。
 体を温める熱のもとになるのは食物です。特に冷え性の人は、朝食を必ず取るようにしましょう。朝は体温や代謝がまだ低い状態なので、それらを高めて、体を目覚めさせるためには、朝食がぜひ必要です。
 また運動で筋肉を増やします。筋肉は、一日の活動で体が生み出す熱の約6割を作り出しています。運動不足であまり筋肉を動かさないでいると、筋力が低下し、冷えの原因になります。1日30分、早足のウオーキングなどが適当です。
 服装も大事で、薄着や露出はできるだけ避け、全身の熱を逃さないようにし、手袋やマフラーなどで局所の保温をします。腹巻きやカイロを活用するのも効果的です。
 入浴は体を温めますが、あまり熱い湯でなく、38度くらいのぬるめの湯で、15分程度ゆっくり入っていると体が温まります。足が冷えてしまったときは、寝る前の足湯もよいでしょう。

一覧にもどる

このページのTOPへ戻る